講話が開始されました。感染防止のため席の間隔も広げています。

短大の建学の精神である「慈悲」と「和」「智慧」についての説明。

熱心にメモを取っています。講話終了後にレポート提出があります。

宮沢賢治についての紹介。「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」など多くの作品があります。

賢治をめぐるキーワードも紹介。イーハトーブや銀河・宇宙、法華経など数多くのキーワードがあります。

銀河鉄道の夜から「鳥を捕る人」のお話。「本当の幸いって何だろう」とジョバンニは思います。

銀河鉄道の夜から「蠍の火」のお話。自己犠牲の精神と他者の幸せを願う気持ちが主題です。

「ビヂテリアン大祭」。菜食主義（ベジタリアン）は是か非か、さまざまな観点から論争するお祭りです。

能狂言「宗論」。旅籠で居合わせた、浄土僧と法華僧のお話。

『雨ニモマケズ』手帳は賢治が作品として書いたものではなく、その時の心情や考えを書きとめたものと言えるでしょう。

あなたにとって「慈悲」「和」「智慧」とは何？という問いで講話は終了。

約５０分にわたる講話が終了。学生の皆さん、ぜひ一度『銀河鉄道の夜』を読んで、幸せについて考えてみてください。